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  • 弁護士 野田伸也

破産手続の費用について


できる限り費用は安く抑えたいところです。


ところが,インターネットには色々な情報があふれており,分かりにくいです。


ポイントは『法テラスの利用』です。


1.生活保護を受けていたり,それに準ずるくらい生計が困難であり,将来もその資力が回復する見込みが乏しい事情があるとき(病気,障害,高齢,震災等の被害,失業など)には『法テラス』を利用するべきです。

 弁護士費用だけでなく,その他の費用(裁判所に納める費用や管財人の費用までも)無料になるからです。

 お金に困っている場合には,「法テラスの利用をしたい」と遠慮なく言ってみて下さい。

 上記事情があるのに法テラスの利用を拒むような弁護士・司法書士はかなり怪しいと思って間違いないです。


2.生活保護を受けるほどではないけど,収入が低いという場合でも,もちろん『法テラス』を利用するべきです。

 少なくとも弁護士費用を安く抑えたうえで(約12~15万円程度),月々5000円程度の分割払いにも応じてくれるからです。確かに,その他の費用(裁判所に納める費用や管財人の費用)などは自己負担になりますが,それでも総額はかなり安く,払いやすくなるはずだからです。


3.法テラスの基準に合わず,援助を受けられない場合にはどうするか?

その場合でも,「法テラスの利用をしたい」という希望を述べて,弁護士・司法書士の反応を見ると良いでしょう。そもそも法テラスの利用を認めていない事務所は論外ですが,援助を受けられない理由について,法テラスの基準に照らして丁寧に説明できるかどうかで誠実な対応かどうかが分かるからです。

そのうえで,法テラスの利用ができないとしても,『弁護士費用だけでなくその他の費用も含めた総額』が,『法テラスを利用した場合の総額』と,いくら違うのかを確認すると良いでしょう。


4.そして,上記1~3についてを,弁護士・司法書士が直接丁寧に説明してくれるかどうかも判断基準とすると良いでしょう。





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